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大塚駅改札口(一つのみ)を出たら左にお進みいただくと(北口)、みずほ銀行、スターバックスの入っているビルがありその7階になります。改札からビル入口までは徒歩約30秒ほどです。

都営荒川線でお越しの場合

大塚駅前停留所から徒歩1分です。

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更年期障害の治療法

更年期障害の治療法

更年期障害の些細な症状だから大丈夫と放っておいたら、実は他の病気だったということもありますので、気になる症状が現れたら、まずは医師に相談してみてください。

当院で行っている更年期の治療方法は、「ホルモン補充療法」と「漢方薬」治療の2種類です。

ホルモン補充療法

更年期障害の原因であるホルモン分泌の急激な下降がなだらかに行われるように、不足している少量のエストロゲンを補い、体が無理なくホルモンの減少についていけるようにするのがホルモン補充療法(HRT)です。更年期症状であるほてりや発汗、不眠、イライラ、腟の萎縮などの症状の緩和だけでなく、骨粗鬆症、動脈硬化など生活習慣病の予防に大きな効果があります。

1960年にアメリカで始まった、エストロゲン(卵胞ホルモン)を単独で投与するエストロゲン療法は、すばらしい効果をもたらす一方で、子宮体ガンを発生・進行させる副作用が問題とされました。「ホルモン補充療法はガンになる」といわれるのは、その頃の記憶が残っているからではないでしょうか。現在はプロゲステロン(黄体ホルモン)を同時に投与すれば、子宮体ガンを防げることがわかり、問題は解決しています。

ただし、子宮を摘出した人の場合、エストロゲンのみを使用するのが一般的となっています。こうした方法でなら、逆に治療を受けている人の方が子宮体ガンにかかりにくいことが判明しています。子宮体ガンは閉経後から増えてくるガンですが、女性ホルモン療法を受けていると、発生率は2分の1から3分の1に低下します。

漢方薬

漢方療法は全身の状態を整え、体の変調に対する調整力を高める働きなどによって、ホルモンや自律神経の乱れを整え、不快な症状を和らげるのに大変効果的です。

乳ガンや子宮内膜症の手術をしてホルモン補充療法ができない方や、ホルモン補充療法を希望しない方、閉経前で女性ホルモンがそれほど減っていないのに不定愁訴が現れている人などの強い味方となります。