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アクセス

JR山手線でお越しの場合

大塚駅改札口(一つのみ)を出たら左にお進みいただくと(北口)、みずほ銀行、スターバックスの入っているビルがありその7階になります。改札からビル入口までは徒歩約30秒ほどです。

都営荒川線でお越しの場合

大塚駅前停留所から徒歩1分です。

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妊娠検査と手術の時期

検査

手術の前に、妊娠しているかと、それが正常な妊娠かどうかを検査します。

正確な妊娠検査・
診断に適さない時期
妊娠検査で正常な妊娠か
どうかを判断可能となる時期
妊娠診断に適している時期
最終月経開始日から4週間前後 妊娠6週目ころ 妊娠7週目ころ

検査の経過

最終月経開始日から換算して、検査はこのように進みます。

1.最終月経開始日から4週間頃
妊娠には正常な妊娠とそうではない妊娠があります。4週目ころだと妊娠による変化や胎胞が小さいため超音波検査によって正常か異常を判断するのに困難を要する場合があります。
ただし、重篤な合併症のため早期の中絶が望まれる場合は4週でも出来る限り正確に診断し、早期の手術とすることで合併症の悪化を防ぎます。

また「子宮外妊娠ではない」、という診断はこの時期でもできることがあります。


2.妊娠6週目頃
早くつらい状況から抜け出したいと思われるかもしれません。しかし、4週目や5週目などに診断や手術をするのが最善ではないことがあります。早すぎると判断を誤ったり、かえって手術が難しくなることがあります。
6週目ころになると超音波検査で胎児が育っているかどうかを含めて、正常か異常かの診断ができるようになります。
手術の最も大切な目的は将来胎盤になる絨毛と呼ばれる組織を残さずにすべて摘出することにあります。あまり早い時期の手術では、この絨毛が正しく取り出せたかどうかを手術中に肉眼で確認することが難しく、いたずらに処置をしすぎて子宮に余計な傷が付いたり、取り残してしまう可能性が生じてしまいます。
吐き気などのつわり症状も目立ってきます。つわりがひどい場合などは早めに予定を組んで手術をします。


3.最終月経開始日から7週目ころ
最終月経開始日から7週目ころが妊娠の状態を把握するには適した時期であるといえます。子宮外妊娠や胞状奇胎という病気がありますがこれらもこの時期になるとある程度の判断ができます。
この時期にご相談いただけると何度もお越しいただかずに、手術日などその後の予定を無駄なく決めることができます。


4.最終月経開始日から8週間以後
8週を過ぎた頃から、手術中の出血が増加する傾向になります。
更に10週を過ぎると出血量の増加は顕著となり、子宮壁も柔らかく薄くなってくるため、傷がつきやすくなったり、穿孔を来しやすくなります。手術はできれば8週に至る前に行われることが望ましいのですが、既に8週を過ぎてしまっている場合は1日でも早い方が良いと思います。
更に12週を超えてしまうと手術という方法が取りづらくなり分娩に近い方法を選択しなくてはならず、あなたの体ばかりではなく心にもおおきな負担がかかります。役所への届出、火葬などの負担や費用も増えますので極力12週を超えない様に御留意下さい (12週を超えた中絶手術を中期中絶といいます)。


中期中絶をご希望の方はこちらをご覧ください。
当院では21週6日まで対応可能です。